巨人・桑田投手チーフコーチ補佐が語る指導論「練習しなきゃダメ」

 今季から新たに就任した巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐が24日、NHK「サンデースポーツ」で自身の指導論を語った。元巨人の上原浩治氏に受けたインタビューが放送された中、指導論を問われた際に「プロ野球選手は練習しなきゃダメ」と語った。

 「僕自身はやっぱり、投げないと投げるスタミナはつかないと思っているんですね。これは平地で投げていてはダメなんです。ピッチャーというのはマウンドという傾斜でプレーするわけですから。ですからブルペンに入る回数、投げる球数は当然増えていきますよと。それはやってもらいたいなと思います」

 桑田コーチはこれまで、投げ込みや走り込みがあまり必要がないといった「持論」を語ることがあった。これに関して上原氏から問われると「これはすごく誤解があって、あまり練習をやりすぎたらいけないのは、学童野球、学生野球の年代なんです」と話し、「成長期に無理なトレーニングをすると故障につながるので、僕は制限すべきだという話をしているので」と説明した。

 「平地でいいボールを投げる人はいっぱいいるんです。傾斜にいくと投げられないんですよ。傾斜を制すれば勝てるピッチャーになれると思うので、ぜひ1球でも多くブルペンで投げてもらいたいなと思います」と、キャンプでの投手陣の投げ込みに期待していた。

 また、理想の指導者像としては「気兼ねなく、いろんなことを彼らと話して彼らの持っている力を最大限に発揮させたいです。これからの時代は双方向じゃないとダメだと思うので、一緒に考えて悩み、苦しんで、そして喜ぶ伴走者でありたいなと思いますね」と話していた。

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