西武・松坂、春季C不参加か 米国自宅でリハビリ中…コロナ禍で帰国困難

 西武の松坂大輔投手(40)が春季キャンプに不参加となる可能性が高いことが9日、分かった。右手のしびれなどを解消するため、昨年7月に頸椎(けいつい)の手術を受け、自宅のある米国でリハビリ中。新型コロナウイルスの影響もあって帰国は不透明な状況で、帰国後の調整も難しい事情もあり、米国でリハビリを続けるとみられる。

 渡辺GMは「リハビリなので開幕から(戦力)という考えはない。開幕までに間に合うとかはないので」と説明し、期限を設けずにリハビリに専念させる考えを明かした。辻監督も「見通しが立たないから」と話している。リハビリが一段落してから合流するとみられ、キャンプは不参加となりそうだ。

 14年ぶりに古巣復帰した松坂は昨季、開幕ローテ入りが内定していたが、開幕の延期でコンディションが悪化。1、2軍を通して公式戦の登板はなかった。昨年12月に新たな1年契約を結び、「少しでも恩返しができるようにやっていきたい」とコメントしている。

 渡辺GMは外国人選手についても2月1日に合流できないことを明かした。「緊急事態宣言の前は(2月16日からの)最終クールに間に合うかという感じではいた。まだ流動的」。今後の状況次第ではさらに来日が遅れることも予想される。

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