48歳・新庄氏、衝撃トライアウト 5156日ぶり安打「ボール止まって見えた」

 プロ野球12球団の合同トライアウトが7日、神宮球場で行われ、15年ぶりの現役復帰を目指す元阪神、日本ハムの新庄剛志氏(48)はシート打撃形式の対戦で3打数1安打1打点。12球団やメジャーリーグ球団など総勢91人のスカウトにアピールした。約1年前から目標とした“大舞台”を終え、今週いっぱいオファーを待つ考えを示した。

 冬晴れの神宮。56人の参加選手中、最年長の48歳のスターが軽やかに飛んだ。無死一、二塁で迎えた4打席目。新庄氏は25歳年下の左腕・ジュリアスが投じた126キロチェンジアップに鋭く反応。ライナー性の打球は左前で跳ねた。一塁ベースを回り二走の生還を確認すると、小さくジャンプし手を叩いた。

 「チャンス、好きですね、僕。ランナーがいてくれて、もうアドレナリンが出てボールがよーく見えた。止まってるんじゃないかというくらい」

 2006年10月26日の日本シリーズ第5戦で放って以来、5156日ぶりとなる安打。ガッツポーズには「投手の方に本当に申し訳ない」と反省したが、現役時代を思い起こさせる勝負強い打撃に、声が弾んだ。昨年11月の目標設定から1年強。「正直無理じゃないかなって時期はあった」と振り返り、「少しは勇気を与えられたかな」とうなずいた。

 守っては一塁、二塁、三塁、中堅の守備に就いた。「サードを守ったのはタイガースのデビュー戦を思い出したかった」。また中堅守備では、近くにいた前阪神・田上に足の運び方などを助言。左中間寄りへのポジショニングを進言すると、直後に打球がその位置に飛んでくるなど守備機会こそなかったが鋭い洞察力は健在だった。

 真剣勝負の中に楽しさをミックスさせるのが新庄流。内野のボール回しの際、中堅にいる自身の前に転がってきたボールを拾い上げると、後ろを振り向き無人のスタンドに投げ込んだ。「イメージです。ファンが見てくれているという」。無観客でも気持ちは盛り上がったままだった。

 “新庄ワールド”全開の4時間を終え、今後はオファーを待つ身となる。自信については「分からない」とし、「6日間でオファーが来なかったら野球はもう終わりです」と期限を定めた。その表情に悲壮感はみじんもない。「みんな夢はあるかい?」と呼びかけてスタートした現役復帰への道。泰然と、夢の続きの実現を待つ。

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