楽天は１６日、楽天生命パーク宮城で秋季練習を開始。ＧＭ兼任で新監督に就任した石井一久監督（４７）を筆頭に新体制の下で来季へのスタートを切った。

　石井新監督は「こういう場に立ったら、しっかり勝つことに全身全霊を向けて戦っていかないといけないなと、緊張感があります」と監督としてスタートした感想を語った。

　この日はユニホーム姿ではなかったが「僕の５ＸＬ（のサイズ）がなかったので今日は（ユニホームは）なかったです」と独特の表現で理由を説明した。

　練習開始前に選手へ訓示を行った石井監督。「出塁すること、その走者を進塁させること、その走者を返すこと。そこをしっかりと年間通して、１３５０イニング攻撃と守りがあるので、１球、１アウトを大事に積み重ねていくことがチームの優勝に近づく。集中してやってもらいたい」とチームの方向性を示し、来季へと動き出した。