日本ハム・近藤 2冠獲って五輪目指す!同学年・吉田正にライバル心

 日本ハムの近藤健介外野手(27)が12日、21年の東京五輪出場へ向けさらなる進化を誓った。今季出塁率・465で2年連続の最高出塁率のタイトルを獲得。それでもなお「来年も結果を出さないと選ばれない」と夢舞台へ向け力を込めた。

 原動力は好敵手の存在だ。最大の目標だった首位打者は、同学年のオリックス・吉田正が獲得。近藤の打率・340を1分差で上回るハイレベルな争いだが「一枚も二枚も上だった」というのが率直な印象だ。その差が三振数で、492打席で29の吉田正に対し、近藤は467打席で72三振。1年を通して成績の波も小さかった。

 今オフは「研究しながら来年に備えたい」と近藤。打率と出塁率の2冠、そして東京五輪へ。ライバルと競いながら高みを目指す。

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