プロ注目の高知・森木 涙の初戦敗退…高松商に8回11安打5失点で完投負け
「秋季高校野球四国大会・1回戦、高松商5-2高知」(24日、高知球場)
1回戦が行われ、最速151キロの高知・森木大智投手(2年)が高松商(香川)を相手に8回11安打5失点の完投負け。プロも注目する四国を代表する右腕が、初戦で姿を消した。
「点が入れば負けにつながる。自分のことだけになってしまい、仲間を信じられなかった」。試合後、目を赤く腫らした森木は後悔の言葉を並べた。
直球狙いの高松商を相手に制球に苦しみ、球数は五回終了で100球を超えた。チームのスピードガンで150キロも記録したが「納得のいく球は一球もなかった」と、自己評価は厳しかった。
春のセンバツ出場は絶望的。念願の甲子園出場の最後のチャンスとなる夏へ「この負けは絶対に忘れない」と、固く誓った。