日本ハム・吉田輝星、5回6安打4失点 味方のミスもからんで自責点は2
「日本ハム-ソフトバンク」(22日、札幌ドーム)
日本ハム・吉田輝星投手が今季3度目の先発。自己最長の6回111球を投げて6安打4失点、自責点は2だった。威力のある直球に、フォーク、スライダーを効果的に駆使して好投したが、五回に捕まった。
初回は1死一、三塁のピンチをしのいで無失点。二回は連打で一、二塁とされ、牧原の適時二塁打で先制の1点を失った。三回は先頭の柳田をフォークで空振り三振に仕留めて小さくガッツポーズを作った。三、四回と続けて三者凡退に抑えた。
五回は1死から周東に左前打、中村晃に四球を与え、一塁・中田の失策で満塁のピンチを招いた。4番グラシアルを空振り三振に仕留めたと思われたが、ファウルチップの判定。いったんベンチに下がりかけて打席に戻ったグラシアルに中前適時打を浴びた。続く栗原の二ゴロの間に1点。さらに捕逸でもう1点を失った。
吉田輝は9月27日の楽天戦で今季初先発し、5回4安打3失点。2試合目の先発となった同27日のオリックス戦では1回1/3を5安打4失点で降板していた。いずれも勝敗はついていない。