楽天は１９日、楽天生命パーク宮城で投手練習を行い、伊藤智仁投手チーフコーチ（４９）は則本昂大投手（２９）、涌井秀章投手（３４）、岸孝之投手（３５）の先発３本柱で勝利を重ねて逆転ＣＳへの道筋を作る考えを示した。

　ソフトバンクに３連敗を喫し、残り１７試合で２位・ロッテと５・５差。先発３本柱投入の２０日からのオリックス３連戦（楽天生命）を前に、伊藤コーチは「その３人で一つでも多くの勝ち星を挙げられるようにやっていく」と、残り試合を背水の陣で臨む姿勢だ。

　則本昂が復調気味で涌井の安定感は健在、岸は１０月に入り好調という中、３人が勝ち続けて上位へ食らいつきたい構え。「やることをしっかりやれば勝てる」と則本昂。崖っぷちからの逆襲を見せる。