松山聖陵の野球部監督に7カ月の謹慎処分 部員への不適切指導で

 日本学生野球協会は16日、都内で審査室会議を開いて高校6件、大学1件の処分を決めた。9月に不適切指導を行っていたことが発覚していた松山聖陵の男性監督は7カ月の謹慎。同監督は8月下旬以降の練習に参加しておらず、初戦で敗退した秋季愛媛大会はコーチが監督代行として指揮していた。

 同監督は8月の新チーム発足後、練習中に怠慢があった部員に対して「壁に頭をぶつけておけ」と不適切な指導をしたという。さらに自身が身ぶりで手本を見せながら「自分で頬をたたけ」などといった指示も出していた。

 また、寮内の食器が残っていたことで部員56人全員を20分間にわたって正座させ、誰が片づけなかったか問い詰めていたことも明らかになった。同監督は19年2月にも部内暴力で2カ月の謹慎。過去の指導も踏まえ、重い処分となった。

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