近大・佐藤、12球団から調査書 1位最速表明のオリックスが視察でラブコール

 今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)が14日、奈良県生駒市内の近大グラウンドでヤクルトと西武の訪問を受け、全12球団から調査書を受け取る形となった。前日に1位指名を公表したオリックスも視察に訪れるなど、今後も“争奪戦”が熱を帯びそうだ。

 2週間を切っている26日のドラフト会議に向け、全12球団からの調査書と10球団との面談は、高い評価と注目度の表れだ。佐藤は「全球団同じように評価していただきました」と感謝を口にした。

 その中でも9月に面談を終えていたオリックスは12球団最速で前日に1位指名を公表。一夜明け、元々視察予定だったこの日に牧田編成部副部長と下山スカウトが訪問すると、同副部長は佐藤に「昨日の今日で思いを伝えたいと思って来ました。大阪の球団なのでぜひユニホームを着てほしい」などと直接熱いラブコールを送った。

 巨人や阪神なども1位候補に挙げる中、オリックスは三塁手としての評価で、競合も覚悟。牧田副部長は会談後、離れた位置から佐藤の背中に向け「佐藤」と“空書”をして良縁を願った。佐藤はオリックスの思いを「ありがたいです。(サードで)評価していただいているのはうれしい」と笑顔。まずは週末のリーグ戦2試合に集中し、運命の一日を待つ。

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