オリックス 中嶋監督代行「悔しい」12度目の完封負けは両リーグワースト

 「オリックス0-4ソフトバンク」(14日、京セラドーム大阪)

 オリックスが2試合連続、両リーグワーストとなる12度目の完封負けを喫した。

 相手先発・千賀ら4投手の継投の前に無得点に沈んだ。三回1死三塁の先制機では佐野とT-岡田が凡退。両チーム無得点で迎えた六回1死一、二塁では吉田正が遊直、続くモヤが二ゴロに倒れた。

 決定打の欠いた打線に中嶋監督代行は「それぞれ、悔しい思いをしていると思う。攻め方だとかデータが出て、自分たちでも分かっていると思う。それを生かせない悔しさは絶対に持っていると思うので、(次戦では)やってくれると思うしやらなきゃいけない」と口調を強めた。

 一方の投手陣は“思わぬ形”で先制を許す。先発・山崎福は6回1/3を5安打3失点。両チーム無得点で迎えた七回2死三塁から、甲斐と周東に連続四球を与え、満塁のピンチを招いた所で交代を告げられた。

 その直後、2番手・荒西が代打・長谷川への初球を暴投。三走・栗原に生還して先制点を奪われると、2死満塁からは3番手・山田が柳田に左中間へ走者一掃の3点二塁打を浴びた。荒西について中嶋監督代行は「ああいう場面でも抑える強さを頑張って覚えてほしい」と次戦へ期待を寄せる。

 この日で今季ソフトバンク戦は5勝16敗2分け。この日は6回まで両チーム無得点でのせめぎ合い。前日13日の同戦も接戦の末に完封負けしたことを踏まえて中嶋監督代行は「それが今のソフトバンクとの差。何をして埋めるのか考えていきたい」と見据えた。

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