中日、六回終了時リードで30連勝 福、祖父江、Rマルティネスが鉄壁リレー
「中日4-2阪神」(13日、ナゴヤドーム)
中日は盤石の継投で2点差を守った。六回終了時にリードしていると引き分けを挟んで30連勝の安定ぶり。与田監督は「(過密日程の中で)体調は見極めないといけない」とタフな救援陣を気遣った。
七回は福が3者三振に切り「30連勝に貢献できていることはうれしい」と胸を張った。八回の祖父江は2死一、三塁のピンチを背負ったが、鬼気迫る表情で4番大山を空振り三振。九回を締めたR・マルティネスは「ものすごく投手陣の集中力が高い」と誇った。
一方、先発の勝野も一回に2失点した後に立ち直り、無四球の6回2失点で4勝目。チームにとって6月以来の貯金に貢献した。ヤクルト以外の相手から初勝利に「テンポよく自分のペースでどんどん投げようと思った。いい結果につながった」と笑顔だった。
2位の阪神との直接対決を制して0・5ゲーム差に縮めた。14日も勝てば6月以来の2位となる。指揮官は「一試合一試合とにかく勝ちを増やしていく」と張り切っていた。