巨人打線また西勇に沈む…復帰の元木ヘッド闘志「やり返さないと。倍返しだ」

 「阪神4-1巨人」(2日、甲子園球場)

 巨人はまたしても西勇を攻略できなかった。前回9月17日に完封を許した右腕に8回を1点のみに抑えられた。今季4戦3敗。原監督は椅子に腰を掛けた後、「座って語るようなものでもないけど…。しかし、同じような風景が多いね。対西君の時には」と厳しい表情で振り返った。

 指揮官がポイントに挙げたのは初回。1死から松原、坂本の連打で一、二塁の先制機をつくったが、主砲の岡本が三ゴロ併殺打。チャンスをつぶすとリズムをつくられ、二回以降はスコアボードに「0」が並んだ。八回にウィーラーが左翼席中段へ9号ソロを放つも時既に遅しだった。

 昨季は西勇から2勝して苦手意識はなかったが、今季は唯一3敗目を喫した先発投手となった。甲子園での4連戦初戦を落とし、優勝マジックは「21」のまま。この日、虫垂炎から復帰した元木ヘッドコーチは「やられたらやり返さないと。倍返しだって」。今月23日からの今季最後の阪神3連戦でも対戦の可能性がある右腕攻略へ、次こその思いで猛ゲキを飛ばした。

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