ロッテ痛恨逆転負け 先制したら強い…データ不発 首位・ソフトバンクと1差に後退
「日本ハム3-2ロッテ」(1日、札幌ドーム)
首位ソフトバンクとゲーム差なしの2位につけていたロッテが、痛い逆転負け。ソフトバンクが勝ったため。1ゲーム差に後退した。
ロッテは四回2死二、三塁で、中村奨がフルカウントからの8球目をライナーで右前に運ぶ適時打を放ち1点を先制。今季、試合前の段階で先制点を取った試合は、36勝8敗1分と圧倒的な強さを誇っていたが、この日はデータ通りにはいかなかった。
直後の四回裏に先発・岩下が日本ハム・清宮のソロ本塁打を浴びて同点。五回には中田に右前適時打で勝ち越しを許した。七回には2番手・東妻が宇佐見にソロ本塁打を浴びて突き放された。
粘りは見せた。2点を追う八回は2死一、三塁から代打角中の適時打で1点差としたが、なお続く一、三塁から中村奨が凡退。同点機を逃した。九回は日本ハム・宮西の前に2死からの連打とマーティンの四球で満塁としたが、最後は4番・安田が見逃しの三振に倒れた。