プロ野球は1423億円の経済的損失 コロナの影響で 関大・宮本名誉教授が計算
関西大学は29日、新型コロナウイルス感染症の影響による2020年のプロ野球の経済的損失について、約1423億円(昨年比)になると発表した。
同大学の宮本勝浩名誉教授が計算した。2020年の売上総額は約377億円に留まると推定している。
今季は開幕が大幅に遅れ、試合数も143から120に減少。6月19日に無観客で開幕した。その後も観客の入場に上限設定するなど感染対策を行いながら、試合を開催。
グッズ売り上げなどにも影響があり、宮本名誉教授は「日本のプロスポーツ界の最高峰であるプロ野球において、人気球団であっても2020年はかなり大幅な赤字になると考えられる。2021年は全試合が満員の観客の球場で開催されることを願っている」と述べています。




