広陵が大勝で初戦突破 垰下がサイクル安打達成
「秋季高校野球広島大会・1回戦、広陵10-0呉商」(20日、広島県営球場)
広陵が六回コールドで大勝し、1回戦を順当に突破した。
初回に打線がつながり3点。その後も効率良く追加点を奪って終始、試合の主導権を握った。夏の広島県独自大会では決勝戦でライバル・広島商に敗戦。だが、秋の県大会初戦で上々のスタートを切った。
打線の主役は「1番・右翼」で先発出場した垰下(たおした)弘貴選手(2年)。初回、左越えに先頭打者本塁打を放つと、二回に中前打、四回に適時二塁打。この試合最後の打席となった五回は適時三塁打を放ってサイクル安打を達成した。リードオフマンとして十分な活躍を示し「初回のホームラン、あれが一番感触が良かったです」と納得顔で振り返っていた。