オリックス中嶋監督代行「負けは負け」ジョーンズ復帰は「最短で考えています」

 「オリックス4-5楽天」(17日、ほっともっとフィールド神戸)

 あと一歩まで追い詰めた。2点ビハインドで迎えた九回に1点差に詰めより、なおも続いた2死満塁の好機で杉本が打席へ。ただ、最後は一邪飛に倒れた。1995年当時の復刻版ユニホームで臨んだ今カード3連戦は2勝1敗で勝ち越し。それでも、中嶋監督代行は「負けは負け。良いところまでいったとしても負けは負け」と、この日の敗戦を受け止めた。

 16日の楽天戦前に腰の張りを訴えたジョーンズがこの日、出場選手登録を抹消された。試合前に、ほっともっと神戸でジョーンズ本人と話し合った中嶋監督代行は「完全に今のところプレーするのは難しいということだったので」と説明した。

 ジョーンズの1軍復帰時期については「最短で考えていますし、最短で準備してくれると思う」と中嶋監督代行。ジョーンズは病院に行かず、最短となる27日の1軍復帰を目指していく方向だ。

 代わって、この日昇格したロドリゲスが四回にタイムリー。楽天戦前には、ウエスタン・中日戦に出場して本塁打を放っていた。ジョーンズの抹消を受けて急遽、昇格となった。

 また、大下は、この日届いたばかりの背番号「40」のユニホームを着てプレー。四回に右翼線二塁打を放った。敗戦の中、はつらつとしたプレーで存在感を発揮していた。

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