ロッテ井口監督「ベンチの責任」先制ゲームの連勝22で止まる

 8回途中で降板した石川歩(右)に鋭い視線を浴びせる井口監督(撮影・園田高夫)
 8回、スパンジェンバーグ(右)に逆転2ランを打たれぼう然とするハーマン(撮影・園田高夫)
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 「西武4-3ロッテ」(15日、メットライフドーム)

 ロッテが、痛恨の逆転負けを食らった。勝利の方程式が崩れ、先制すれば負けない“神話”が22連勝で途切れた。

 落とし穴は八回。先発の石川が3-2と迫られ、なおも1死二塁。打席にこの夜、石川から2安打を放っている源田を迎え、セットアッパーのハーマンを投入した。源田は抑えたが、2死三塁の場面で助っ人右腕は、スパンジェンバーグに無情にも高々と右翼に舞い上がる逆転2ランを浴びた。

 井口監督は「(ハーマンは)ベンチが最善の策で送り出したピッチャー。これはベンチの責任」と選手を責めることはなかった。8連戦の真っ最中で極力、リリーフを使いたくない事情もあり石川を八回も続投させた。「本人も『行ける』ということだった」。結果的には継投が裏目に出た。

 打線も二回に井上と藤岡の連続適時二塁打で2点を先制するなど五回までに3点を奪ったが、井口監督は「もう一押しほしいところ」と嘆いた。

 首位のソフトバンクが敗れ、ゲーム差は0・5のままだ。指揮官は「また切り替えて頑張っていく」と語った。頂点をつかみ取るために隙は絶対に見せずに戦う。

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