「ロッテ３－５日本ハム」（１０日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　ロッテは投打の歯車がかみ合わず、連勝が６で止まった。好機で凡退を繰り返した打線に井口監督は厳しい表情を浮かべて「あと一本というところ」と悔しがった。

　２－５の七回に無死満塁の絶好機を迎えた。だが２死後に４番・安田の押し出し四球で１点を奪うのが精いっぱい。安田は一発サヨナラの九回２死一、二塁で見逃し三振に倒れるなど、４打数無安打３三振と不振だった。クリーンアップ３人でわずか１安打では流れもつかめない。指揮官は「（中軸が）チャンスで打てないと、こういう展開になってしまう」と嘆いた。

　大型連勝はストップしたが、優勝争いに加わり続けるためにも、気持ちを切り替えて臨む。