日本ハム栗山監督 悪夢の逆転負けに「こちらの責任」「クローザーは大変」

 「日本ハム3-5楽天」(2日、札幌ドーム)

 日本ハムは痛恨の逆転負けを喫し、勝率が再び5割を切った。

 今季初登板初先発だった上原は、自己最速152キロの直球を軸にスライダーとチェンジアップを織り交ぜ5回2安打無失点と好投した。後を受けた中継ぎ陣も無失点でバトンをつないだが、守護神・秋吉が誤算だった。

 3点リードの九回、1死から3連打で満塁とすると、岡島に左中間へ走者一掃の3点二塁打を許し同点。さらに続く田中には、勝ち越しの適時二塁打を浴び降板。後を受けた堀も1点を失った。

 打線は五回に西川の左犠飛で先制すると、中田が22号2ランを放つなど今季2戦2敗だった涌井を攻略。2点を追う九回にも先頭の清宮がこの日2本目の安打で出塁、代打の王柏融も右前打を放つなどして1死満塁の好機を作ったが、無得点に終わった。

 栗山監督は上原の投球について「素晴らしかった。200点満点」と、今季初勝利を逃した左腕をねぎらった。九回に逆転を許した秋吉については「クローザーを出しているので、それはこちらの責任。クローザーは大変だし、こっちは信じて送っている」とうなだれた。

 試合全体を振り返り、「いろんなことがメッセージとしてあった。しっかりと受け止めていきたい」と表情を引き締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス