ソフトバンク・城島氏が「プロ志望高校生合同練習会」視察へ
ソフトバンクの城島健司会長付特別アドバイザー(44)が、8月末と9月上旬の「プロ志望高校生合同練習会」を視察することが10日、分かった。今年の高校野球はコロナ禍で春の選抜大会、夏の選手権大会と地方大会が中止。練習会は実力を披露することが困難となったプロ志望の高校3年生の進路活動の一環として開催され、今秋のドラフト会議へ向けて球団は全スカウトを派遣予定。経験豊富なレジェンドも独自の視点で将来のタカを支える逸材を見極める。
10日に開幕した「甲子園高校野球交流試合」。通常の夏の選手権大会であれば、特に1、2回戦などは各球団のスカウトが大挙するのだが、今回の交流試合では各チームともに入場を許されているのは1日2人まで。
城島氏は今季から新ポストに就任し、王球団会長や工藤監督から主に選手への助言などを求められている一方で、球団からは編成面での役割も期待されている。「合同練習会」は2会場ともに視察する予定で、「ジョーの目」で未来のホークスを担う逸材を見極める。