母校・広商Vの日にギータ弾!ソフトバンク首位タイ浮上

 「楽天0-5ソフトバンク」(9日、楽天生命パーク宮城)

 敵地での最少得点差がもたらす重圧を和らげたのは、やはり主砲だった。1-0で迎えた八回2死。ソフトバンク・柳田は酒居が投じた内角高めの直球をフルスイングで捉えた。高々と舞い上がった打球は、右翼席上段に到達した。

 大きく勝利を引き寄せ、ベンチ内に笑顔もたらした特大の12号ソロ。「自分のスイングで、しっかりとバットの芯で捉えることができた。なかなか点を取ることができなかったので良かった」。2勝4敗と負け越したものの、6連戦の最後をきっちり勝利に導き、自らの表情にも笑みが浮かんだ。

 試合前には自身を奮起させる朗報も届いていた。母校の広島商が広島県の代替大会で優勝を飾った。「優勝おめでとうございます。甲子園がないのは残念ですが、この経験を糧にして頑張ってほしい」と口にし、「広商が優勝した日に自分の試合で勝てたし、ホームランも打てて良かった」と続けた。同率首位で楽天に並び、チームも後輩も力強く後押しするアーチとなった。

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