全9地区で唯一開催の東北大会 仙台育英-一関学院は降雨ノーゲームに

 「高校野球東北大会・1回戦、仙台育英-一関学院」(9日、石巻市民球場)

 第102回全国高校野球選手権の中止を受けて全9地区で唯一開催となった今夏独自の東北大会は仙台育英(宮城)と一関学院(岩手)のゲームがスタートしたが、激しい雨によって二回を終了したところでノーゲームとなった。10日に順延となり、この日の第2試合予定の鶴岡東(山形)-青森山田(青森)は実施に向けて準備している。

 仙台育英・須江航監督は「夏の大会が1試合増えたと思えば最高の喜びです」と前向きに捉えた。オール3年生で臨んで優勝した今夏の宮城代替大会とは一転し、今大会は実力主義のメンバー構成。「すごくハードに練習してきた」と登録メンバー18人中、笹倉世凪投手ら2年生7人がベンチ入り。“ガチメンバー”で東北チャンピオンを狙う。

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