楽天・久保、今季初登板で白星 40歳ベテランが勝利呼び込んだ
「ロッテ3-4楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
40歳のベテランが今季初登板で勝利を呼び込む投球だ。1点ビハインドの五回2死から先発・弓削が四球を与えると、前日に1軍昇格の楽天・久保が投入された。前の打席で本塁打を放ったマーティンに粘られながら、最後はフォークで投ゴロに仕留めた。
「左(打者)でいくとは思ってなかったが、最低限の仕事はできた」と久保。直後の六回に味方が逆転。今季初登板で白星を手にし「ファームでも初登板で勝ち投手になったので、いい流れで入っていけた」と喜んだ。
三木監督も「あの場面は難しかったと思うが、そこで力を出せるのは素晴らしい」と称賛。「同級生の活躍は、僕もチームの勝利に貢献できるようにと励みになる」と話す“松坂世代”の右腕が、勝利への流れを呼び込んだ。