オリックス・太田 21世紀生まれ初!2戦連発 19歳の若武者だけ輝いた

 「オリックス1-9ソフトバンク」(17日、京セラドーム大阪)

 21世紀生まれの選手で初のアーチを架けたオリックス・太田椋内野手が今度は初の2戦連発だ。三回先頭、前夜と同じ1点を追う場面で巡ってきた打席。東浜の1ボールからのスライダーを豪快に振り抜いた。「きょうはとてもいい感じで、打った瞬間に入るなと思いました」という会心の一打は貴重な同点本塁打になった。

 「今、打撃で間が取れている。自分の間に相手投手が合わせてくれている感じです」

 絶好調のゾーンに入った自身の打撃をこう分析する。この日は打順が一つ上がって『8番・三塁』で出場。2軍では二遊間での起用が中心だったため、三塁での早出特守は日課になりつつある。

 「三塁は(打者に)近いです。ビビってても仕方ないので」と守りでも攻めの姿勢は忘れない。前夜のお立ち台で記念球を球団打撃投手の父に贈ると宣言。“孝行息子”ぶりにファンの好感度も急上昇中。甘いマスクに豪快な打撃。父譲りの強肩もある。大敗の中で19歳の若武者だけが光り輝いた。

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