オリックス連敗脱出 19歳太田のプロ初安打となる21世紀生まれ初本塁打から逆転
「オリックス-ソフトバンク」(16日、京セラドーム大阪)
オリックスが逆転勝ち。連敗を2で止めた。ソフトバンクは5連勝でストップした。
オリックスは1点を追う三回、ソフトバンク先発バンデンハークを攻略。1死無走者から高卒2年目の太田がバックスクリーンへプロ初安打初本塁打となる同点ソロを放った。
「打ったのは真っすぐです。いい当たりでしたが、センターを超えるくらいかなと思っていたので、必死で走っていました!(初ヒット、初ホームランについて)まだ全然実感がわかないですけど、とにかくめちゃくちゃうれしいです!!」
太田は2001年2月14日生まれの19歳。プロ野球史上初の21世紀生まれの選手による本塁打だった。
この一発を呼び水に、2死一塁から吉田正が右中間に勝ち越し二塁打、さらにオリオールズ時代にバンデンハークと同僚だった主砲ジョーンズが117キロを豪快に振り抜き左翼5階席に運ぶ特大4号2ラン。一挙4点を加えた。
先発の山崎福は5回5安打2失点で今季初勝利。六回からは増井、山田、ヒギンスと1イニングずつ抑え、九回はディクソンが1点を失ったものの、最後は踏ん張って、1点差で逃げ切った。