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巨人・会田コーチが人命救助「迷わず落ち着いて」4年前の根津トレーナーに続きお手柄

 巨人の会田3軍投手コーチが28日、東京都中央区の都営新宿線馬喰横山駅構内で、エスカレーターから転げ落ちて意識を失っていた男性を自動体外式除細動器(AED)を使って救助した。

 会田コーチは28日午後8時過ぎ、ジャイアンツ球場での練習を終えて帰宅途中、馬喰横山駅地下構内のエスカレーターの前で中高年の男性があおむけで倒れているのを発見。男性はエスカレーターから転げ落ちて顔も血だらけ。会田コーチが駆け寄って声をかけても反応がない状況だった。

 会田コーチは「誰か119番通報してください。AEDを持ってきてください」と周囲に声をかけ、自ら胸骨圧迫による心肺蘇生法を始めたという。AEDが到着すると電気ショックを1回行い、さらに胸骨圧迫を続けると男性のまぶたが動き出し、「名前を言えますか?」と声をかけると男性は名前を答えた。その後、到着した救急隊に搬送され、回復に向かっているという。

 会田コーチはアスリートのリハビリを専門とする日本スポーツ協会公認の「アスレチックトレーナー」の資格を有しており、「男性が回復して本当に良かったです。毎年、国際武道大学の先生から講習を受けていたため、迷わず落ち着いて対応することができました。私は2009年に現役引退した際に、木村拓也さんと一緒に引退セレモニーを行いましたが、翌年、コーチに就任した木村さんがグラウンドで倒れ、亡くなりました。それから選手たちの命を守りたいという意識を強く持つようになりました。普段からの意識、準備が今回役に立ち、うれしく思います」とコメント。さまざまな経験が今回の人命救助につながった。

 巨人は16年にも根津トレーナーが心肺停止となった男性を救助。川崎市高津消防署から表彰状を贈呈された。

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