ソフトバンク・栗原、開幕スタメン“内定” 練習試合12戦で打率・333
「練習試合、ソフトバンク9-3広島」(14日、ペイペイドーム)
初の開幕スタメンへ、自らのバットで“内定”を手繰り寄せた。再開後の練習試合でアピールを続けてきた6年目で23歳のソフトバンク・栗原が有終のマルチ安打締め。栄えある名誉への可能性について、工藤監督は「そうですね。結果として出ているので。出たものにはしっかりチャンスを与えたい」と明言した。
「2番・一塁」でフル出場。初回に左翼線に二塁打を放つと、四回1死一、三塁では森下の内角直球を逆方向にはじき返す左前適時打。栗原本人も「バットが内側から出ている分、インコースの球を(逆方向に)ヒットにできた」と充実の打席を振り返った。
練習試合12戦で36打数12安打、打率・333、1本塁打、6打点。「数字に関してはすごく良かった」とうなずく。工藤監督も「彼にとってはいいチャンスで、それをものにした。シーズンに入ってもこの気持ちを忘れずやってほしい」とさらなる活躍に期待を寄せた。