日本高野連・八田会長 32校の球児へ「万全の態勢で甲子園に来てください」

 日本高野連の八田英二会長は10日、大阪市内での会見で「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」の開催を発表。合わせて開催への決意と球児へのメッセージを送った。

 会見の冒頭ではセンバツ大会の中止、そして地方大会開催の見通しが不透明で、49代表が揃わない可能性もあったことから5月20日の夏の選手権大会中止に至った経緯に触れた。その上で今回の決定について言及し、「ここで、球場に招待されるセンバツ出場校の球児のみなさんに、特に3年生部員に一言申し添えておきたいと思います」と話し、さらに言葉を続けた。

 「今日からは気持ちを新たに部活動に取り組んでいただき、万全の態勢で阪神甲子園球場に来てください。悔いのないように、交流試合に臨んでください。そして試合終了の声とともに、みなさんがこれまでにつづってこられた部活動日記に力強く終止符、ピリオドを打ってください。そして気持ちを新たに純白のページに『次なる挑戦』と題した文章を、刻み始めていただきたいと思います」

 今回の交流試合開催の決定には、政府から5月25日に緊急事態宣言の解除が発令され、新型ウイルスとの「共存」という新しい生活様式が求められる背景も、理由としてある。もちろん、ウイルス感染のリスクはあるため、交流試合開催においても細心の注意を払う必要がある中、それを踏まえて、八田会長はさらに言葉を続けた。

 「アメリカの詩人・サミュエル・ウルマンの詩に『青春』と題したものがあります。『人は年と共に老いるのではなく、挑戦する心を失うことにより老いる』。そのように語りかけております。本日の交流試合の決定は私たち日本高野連の挑戦であり、これは新たなる挑戦に向かう高校球児への私たちからのメッセージと受け取ってもらいたいと思います」と力強く言葉を発し、今後も開催へと力を注いでいく。

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