ソフトバンク・柳田、豪快弾 久々アーチに手応え

 「ソフトバンク紅白戦、白組0-3紅組」(30日、ペイペイドーム)

 美しい放物線を描いた。初回1死二塁。紅組の3番中堅でスタメン出場したソフトバンク・柳田が高橋礼の外寄りの132キロ真っすぐを捉えた。打球は左翼スタンド中段へ。大きな着弾音をペイペイドーム内に響かせた。

 「手応えは本塁打と思った。しっかりバットを振れたと思う。結果どうこうよりも本当にいいスイングができた」。実戦での一発は昨年10月20日の巨人との日本シリーズ第2戦(ヤフオクドーム)以来。「公式戦やったらうれしいっすけどね」と本音ものぞかせた。

 首回りの張りのため28日の紅白戦を欠場したが不安を払拭(ふっしょく)。患部の状態について工藤監督は「トレーナーからは問題ないと聞いている」と軽度であったことを強調し、本塁打を「完璧です」と手放しでたたえた。

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