広島の抑え候補のヘロニモ・フランスア投手は27日、マツダスタジアムでシート打撃に登板した。打者8人と対戦して4安打を浴びたが、状態は上向き。「球速はもっと出そう。肩や肘も問題ない」と明るかった。
最速は148キロをマーク。真っすぐを捉えられる場面もあったが、鈴木誠也外野手は遊飛に打ち取った。「久しぶりだからいい当たりは気にしていない。制球はもっとひどいと思っていた」と気にとめなかった。
3月下旬にコンディション不良で離脱した。下半身強化などに励み、5月に入って本格的な投球を再開した。「監督が使いたいと言ったところでいいパフォーマンスを見せたい」と語った。