ロッテ・鳥谷 日本Sで虎党に恩返し誓った 交流戦中止、甲子園でプレー見せられず…

 ロッテ・鳥谷敬内野手(38)が17日、球団広報を通じて取材に応じ、交流戦で虎党に恩返しすることができなくなったが、“違った形”でファンに恩返しする決意を明かした。

 新型コロナウイルスの影響で交流戦は中止となった。その開幕カードに当初の予定では阪神3連戦(甲子園)が組まれていた。ロッテ移籍が決まった直後の3月には甲子園でプレーする姿を見せ、阪神ファンに「恩返し」を誓っていただけに、鳥谷は「自分の力でできること、できないことがあるので、現状を踏まえると『仕方がない』としか言いようがない」と残念な思いをにじませた。

 ただ状況が変わっても決意は不変だ。「違った形で阪神ファンの方も含めていろいろと、お世話になった皆さまに見てもらえるように頑張りたい」。“違った形で”-今年、古巣と対決するチャンスは、現状では日本シリーズのみ。自身もロッテの勝利に貢献し、虎との頂上決戦へ。実現すればファンへの最高の恩返しとなるはずだ。

 準備に余念はない。この日は、自宅でトレーニングを行った。移籍後は1人暮らしをし、掃除や洗濯、自炊もしているという。「家族に改めて感謝の気持ちが強い」。支えてくれた周囲の人々、ファン、そして家族に感謝の思いを込め、新天地でプレーする。

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