中日・与田監督、亡き母へ「V報告」決意

 「母の日」を前に、中日・与田剛監督(54)が9日、電話での代表取材に応じ、母・敦子さんへの思いを語った。2017年10月に79歳で亡くなった母に対して改めて感謝すると、監督就任2年目の今年こそ優勝の報告をしたいと決意した。

 母のことを思い起こすと、真っ先に「感謝」の2文字が頭に浮かぶという。「父の闘病生活が長く、自分の時間というのがなかったと思うけど、そんな中、子供3人をしっかり育ててくれたことが一番の感謝ですね」

 父・健児さんは与田監督が小学校2年の時から闘病生活を送り、大学1年の時に亡くなった。敦子さんはそんな中で、与田監督や、監督の2人の姉のために一生懸命やってくれたという。

 「ホント、母のおかげでプロに入れたと思う。野球に打ち込めたし、いろいろなことを諦めずにやれたのは母のおかげ」と振り返り、こう続けた。「監督になった姿は見せることができなかったけど、優勝報告を、早く見せたいと思っています」。シーズンオフに必ずいい報告をする決意を改めて胸に刻んだ。

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