元阪神・片岡篤史氏「アビガン効いた」朝、夜8錠…「死を感じた」闘病語る、8キロ減

 阪神でヘッドコーチなどを務め、新型コロナウイルスに感染したことを公表し、24日に退院した野球評論家・片岡篤史氏(50)が27日、カンテレ(関西テレビ)の夕方の報道番組「報道ランナー」にリモート形式でVTR出演。闘病生活の一端を明かし、抗ウイルス剤の「アビガン」が効果を発揮したと説明した。

 片岡氏は今月7日、息苦しさを感じて兵庫県内の病院へ。PCR検査を受け、8日に陽性と判明。39度8分の高熱が出ていた9日からアビガンを投与されたことを明かした。「朝8錠、夜8錠飲み、3日したら熱がぐっと下がってきた」と具体的に明かし、「アビガンがすごく効いたんじゃないかな、と思います」と話した。

 アビガンが効くまでは、「食事もあんまり摂れない。ベッドの上に座るだけでもものすごく息苦しかった。咳が止まらない。座ると気管が狭まるというか。ほんの数メートルのトイレも歩いて行くのがものすごくしんどい。トイレも苦しくてできない。動けないという感じ」と振り返った。

 感染防止のため、病室の扉は二重。看護師が入室のたびに防護服を取り替えるような厳戒体制だったことも明かし、「正体が分からないコロナ菌に対して、最前線で闘っていただいてる、というのをすごく感じました」と医療従事者に感謝した。

 現在は「自宅で一人」と“自宅隔離”を続けていることを説明。闘病生活を振り返り「ちょっと怖かった。初めて死というものを感じました。オレ、帰れないんじゃないんか、ということが頭をよぎりました」と告白した。

 現在は退院して自宅療養を続けており、2週間の入院生活で体重は8キロ減ったことも明かした。

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