巨人は感染対策行った上で個人調整 前日に嘱託職員の新型コロナ陽性発表

 個人調整期間の巨人は19日、菅野や坂本ら主力組の多くが川崎市のジャイアンツ球場で精力的に汗を流した。

 開幕投手に内定している菅野は遠投を行い、ランニングやウエートトレーニングなどで調整。岡本は吉川尚と内野ノック、坂本は炭谷、パーラ、沢村らとセンターでノックを受け、声を掛け合いながら練習に取り組んだ。

 巨人は前日、球団事業本部所属の嘱託職員(60歳・男性)がPCR検査の結果、新型コロナウイルスの陽性と判定され、日本野球機構(NPB)事務局に報告したと発表した。

 同職員は球団のPRなどに使用する写真撮影の担当者で、3月下旬以降は主に川崎市のジャイアンツ球場で勤務。球団内に濃厚接触者はいないが、今月5日から12日までに2~3メートル以内で3分以上の距離にいた職員7人に、自宅待機を命じた。

 選手や監督、現場スタッフには至近距離の接触者もいない。チームは練習施設内の徹底消毒など、最大限の感染対策を行って個人調整期間を続けている。

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