巨人・原監督「できる範囲のことをやっていく」人生初の事態でも前向きに

 巨人の原辰徳監督が8日、東京・大手町の球団事務所を訪れ、球団幹部と選手の調整法などを話し合った。

 当初は13日に全体練習再開の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態発令を受け「当面の間に延期」。野球経験の長い指揮官も人生初の体験に「こういうことは私も初めてですし、世の中全体もそうそうあるものでもないし、しかし、こういう時というものが現実的にきているわけですから、できる範囲のことをしっかりと1人1人がやっていくということ以外ないのではないかと思います」と、説いた。

 3月20日の開幕日延期後、さらに目指していた4月24日も再延期に。今後も白紙となり、調整の難しさが懸念されるが「1度はできあがった選手たちばかりですから、組み立て作業になった時にはかなり早い状態で組立つとね。そういう状態に一人一人の選手がなってもらうことを希望しています」と個々の調整を信じ、前向きに話した。

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