ロッテ・ドラ1朗希「今は我慢」コロナで調整“白紙”先行き不透明も「一日を大事に」

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が6日、ZOZOマリンスタジアムで非公開の自主練習を行った。新型コロナウイルスの感染拡大により先行きは不透明な状況。右腕は球団を通じて「今はとにかく、全てにおいて我慢をする時」と心境を打ち明けた。

 18歳の黄金新人は、現実をしっかりと受け止めていた。球団を通じて自身が感じている思いを告白した。

 「今の状況はみんな一緒なので、こればかりは仕方がない。今はとにかく、全てにおいて我慢をする時。その中でやれることを見つけて一日を大事に過ごしていきたい」。今は「我慢」という2文字に心情が表れている。

 3月24日にプロ初のフリー打撃に登板するなど調整は順調に進んだ。だが新型コロナウイルス感染予防のため同28日からチーム活動が休止。3日に予定していた初のシート打撃登板も見送られ、調整のプランは“白紙”となった。それでも「できる練習は限られていますが、できる範囲でやれることをやっている感じです」と前を向く。

 選手らが自宅待機した3月28日から4月5日までの期間も有効的に使った。寮の施設で「軽くですが毎日、ネットピッチングをしています」。毎日、意識的にボールを触るようにした。体力強化にも取り組んだ。この日はZOZOマリンでの非公開の自主練習で2時間、汗を流した。

 「野球ができる時が来たら、しっかりとしたパフォーマンスを見せられるようにしていくだけだと思います」。最速163キロ右腕は来るべき日に備え万全の準備を整える。

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