巨人・モタ2号!支配下昇格初戦で自ら祝砲 クロマティ氏助言の効果“一発”
「オープン戦、巨人3-5ヤクルト」(29日、東京ドーム)
前日に支配下選手契約を結んだ巨人・モタが御礼弾を放った。0-0の四回1死二塁。フルカウントから高橋のチェンジアップを振り抜き、高々と舞い上がった打球は無人の左翼席に突き刺さった。
「毎回打席に入る時は戦うぞという気持ち。体勢は崩されたけど、しっかりコンタクトできて良かったです」
オープン戦2号先制2ラン。試合前練習時に、球団アドバイザーを務める巨人史上最強助っ人・クロマティ氏から左肩の開きについて指摘を受け、実戦の打席の中で即修正。原監督は「打ち損じて(左翼席まで)いっているというね。頼もしいです」と目を細めた。
前日の会見では両親のサプライズ動画に感動し、号泣。一夜明け、無観客試合で静寂に包まれる東京ドームを破顔しながら走った。
モタは「毎日毎日その日ごとにベストを尽くしていい仕事をしたいです」と気合を込める。目標は日本球界における歴代最強助っ人。勢いは止まらない。