ロッテ・佐々木朗希 13日プロ初ブルペンへ「とても楽しみ」
「ロッテ春季キャンプ」(12日、石垣島)
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が、13日にプロ入り初のブルペン投球を披露する。練習後に取材に応じ「とても楽しみです」と初々しく笑みを浮かべた。
捕手を立たせたままの投球になるが、テーマについては「明日決めたいと思います」と話した。「球速はあんまり気にしないというか、自分の感覚として良ければそれでいい。課題を見つけ、練習で補う」。久々の傾斜の感覚を確かめる意味合いが強い。
1月の新人合同自主トレから、1軍の石垣島キャンプで体力作りとフォーム固めに取り組んできた。ブルペンでは先輩投手の投球を見学して肥やしとし、はやる気持ちを抑えながら、ブルペン投球の“解禁”を心待ちにしてきた。
13日の石垣島キャンプ打ち上げ後も、沖縄本島に移動する1軍に帯同する。今月末にも捕手を座らせた本格的な投球練習を行う見込みで、最速163キロ右腕の“試運転”となる投球がファンの視線を奪う。