京都翔英・主将の森岡「全員野球で力出し切る」3度目の聖地へ吉報待つ

 昨秋の京都大会を制した京都翔英が23日、同校グラウンドで練習を行い、吉報を信じて汗を流した。センバツ出場が決まれば、16年の夏以来3度目の聖地だ。

 「もし出られたら、全員野球で力を出し切りたい」。主将の森岡大輔捕手(2年)は、静かに闘志を燃やしている。だが、選考基準となる近畿大会では、準々決勝で履正社に大敗。当確となる4強を逃し、厳しい状況にあることも十分に理解している。

 「厳しいのは分かっているので、その先で勝つことを考えています」と森岡主将が言えば、副主将の西岡義晴内野手(2年)も「甲子園で勝つために練習するだけです」ときっぱり。最終目標である夏の甲子園を見据えつつ、4年ぶりの夢舞台への吉報を待つ。

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