巨人の岡本和真内野手（２３）が２６日、母校の奈良県・五條市立北宇智小学校を訪問。質問コーナーや野球教室を開くなどして子どもたちと楽しい時間を過ごし、来季の目標にキャリアハイの成績を残すことを掲げた。

　地元が誇るスーパースターの姿に１１１人の子どもたちの心は躍った。“生”和真にすっかり魅了された男子生徒の一人は「今まで阪神ファンだったけど、間違いなくこれからは巨人ファン」と“くら替え”を宣言。少年の脳裏に強烈な記憶を刻み込んだ。

　かわいい後輩たちとのふれあいを来季の活力にする。「今年の成績に関しても、去年にしても、もっとやれる部分がある。常にキャリアハイを目指したい」。プロ野球史上最年少での打率３割、３０本塁打、１００打点を達成した昨季超えに自信を見せる。

　最終的な目標は「日本で一番すごいバッター」になること。理想は記録にも記憶にも残る選手だ。座右の銘である「克己心」で常に自分を高め、来季に突き進む。