楽天・岸 現状維持3億で更改も「何もできない1年だった」悔しさにじませる

 楽天・岸孝之投手(34)が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約の最終年となる来季は現状維持の年俸3億円でサインした。

 今季は移籍後初の開幕投手を任されるも、その3月29日。ロッテ戦(ZOZO)で左太もも裏を痛めて約2カ月の離脱。7月にはへんとう炎による発熱で約1カ月の離脱もあり、15試合登板で3勝5敗、防御率3・56の成績に終わった。

 岸は「今年は何もできない1年だった。ケガから始まり、CSでもチームを勝たせることができなかった。本当に申し訳ない1年」と話し、悔しさをにじませていた。

 一方で、プレミア12では日本代表に選出され、チームは世界一に輝き「選んでいただいて感謝しているし、すごく良い経験になった」と岸。来年の東京五輪へ「もちろん出たい。そのためにも、しっかりした成績を残さないと。そこからだと思う」と話した。

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