オリックスを戦力外となり、ＤｅＮＡ入団が決まった高城俊人捕手（２６）が１９日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。年俸１２００万円。「新入団選手の気持ちで」と心機一転、チームに貢献していく姿勢を示した（金額は推定）。

　「僕がプロ野球選手になって最初の球団なので、ベイスターズのメンバーとまた野球ができるというのはすごくうれしい」と話した高城。また、「一度トレードで出ているにも関わらず、声を掛けてもらった」と感謝した。

　２０１８年途中、白崎とともに、伊藤光、赤間との交換トレードでオリックスに移籍。今季は５試合の出場にとどまり、戦力外通告を受けた。「ベイスターズの試合を見ることも多かった。勝ちに対して、みんなが束になって戦っているのが見えた」と思いを口にした。

　「戻ってくるという感覚ではなく、また一から。ここから第二のプロ野球人生がスタートするという気持ちで、一生懸命やりたい」と決意表明した高城。勝利に貢献し、古巣に恩返ししていく。