帝京・前田監督「ここ一番で打てない」2安打完封負けでセンバツ出場が微妙に…

試合中の円陣で選手に声を掛ける帝京・前田監督(中央)
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 「秋季高校野球東京大会・決勝、国士舘6-0帝京」(10日、神宮球場)

 国士舘が2年連続で秋の東京大会で優勝。来春のセンバツ出場に当確ランプをともした。一方、帝京はわずか2安打で完封負け。9年ぶりの甲子園出場に期待が高まっていたが、出場は微妙な状況となった。

 完敗だった。三回に四球、エラーも絡んで一挙4失点。主導権を握られると、打線も沈黙した。長身右腕の国士舘エース中西にタイミングが合わず、好機を広げることができず。甲子園で春夏通算51勝を誇る名将・前田三夫監督も攻撃でタクトを振ることができなかった。

 指揮官は「打てなかったね。(相手の)シンカーがね。もう少し打てると思ったんだけどね。ここ一番では打てない。ちょっと硬いよね」と無念の表情。国士舘が出場する秋の神宮大会の結果も参考資料となり、帝京もセンバツに選出される可能性は残されているが、痛い敗戦にショックの色がにじんだ。

 11年夏以来、甲子園出場を逃している名門・帝京。今秋は関東一、日大三などライバルを次々と撃破して決勝に進んでいた。

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