法大が連勝 ロッテ・ドラ5福田が値千金の同点ソロ

 「東京六大学野球、法大6-4東大」(27日、神宮球場)

 法大が連勝で勝ち点を4とし、優勝の可能性を残した。ロッテからドラフト5位指名を受けた福田光輝内野手(4年・大阪桐蔭)が八回に値千金の同点ソロ本塁打。九回に2点を勝ち越し、接戦をものにした。明大は立大に先勝。入江大生投手(3年・作新学院)が6回1失点でリーグ戦先発初勝利を挙げた。

 主将が意地を見せつけた。法大・福田は3-4の八回に先頭として打席へ入り、「何とかチームに勢いをつけようと」と初球の直球を強振。右翼席へ同点弾を突き刺し、逆転勝利へつなげた。最終週で慶大が早大に連敗すれば優勝決定戦となる。「しっかり練習して気持ちを切らさずに」と2季ぶりのリーグ制覇へ向けて前を向いた。

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