ソフトバンク工藤監督「最高の気分」V逸の屈辱晴らす日本一「最後は笑っていたいと」

 日本一に輝いた工藤監督(右)を笑顔で迎える王会長(左)と孫正義オーナー(撮影・西岡正)
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 「日本シリーズ・第4戦、巨人3-4ソフトバンク」(23日、東京ドーム)

 ソフトバンクが3年連続、通算10度目の日本一に輝いた。巨人を4連勝で圧倒した。

 選手、コーチ、スタッフの手で10度、宙を舞った工藤監督は「最高の気分です。ありがとうございます。僕を胴上げしてもらって申し訳ない気持ち。もっともっとできることがあったのではと反省してシーズンを過ごしたが、勇気づけてくれた選手たちのおかげでここまで来られた。ありがとう」と感謝の気持ちを述べた。

 シーズンでは故障者が続出し、西武の2連覇を許した。それでも、ポストシーズンでは内川に代打、松田宣をスタメンから外すなど、勝利至上主義を貫き、CSファーストS第2戦から驚異の10連勝を飾った。「もう一度、日本一になって最後は笑っていたいとここまでがんばってきた。本当に選手たちが頑張り、その後は10連勝。こんな素晴らしいスタッフ、仲間とできて本当にありがとうございます」とうなずいた。

 日本一3連覇の偉業にも満足せず、来季を見据えた指揮官。「まだまだ強くなるチーム。みんなで強いチームを作れるよう、一生懸命がんばっていきます」と宣言した。

 工藤監督は選手・監督合わせて15度目の日本一。森祇晶(17度)に次ぎ、川上哲治に並ぶ歴代2位。監督として4度目の日本一は川上(11度)、森(6度)、水原茂(5度)に次ぎ、三原脩と並ぶ歴代4位。

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