門真西・高取 10回7失点も21K!直球主体で三振量産「9割まっすぐ」
「高校野球大阪大会・1回戦、門真西11-7咲くやこの花」(12日、豊中ローズ球場)
9人で挑んだ門真西から無名のドクターKが現れた。高取将之介投手(3年)が、10回で7失点しながらも21奪三振で勝利に貢献。192球を投じたが「3年になってからスピードも大幅に上がって三振を取れるようになった。(今日は)9割まっすぐです」と笑顔を見せた。
直球主体で面白いように三振を奪う。二回先頭からは8連続三振も記録。小学1年から野球を始め、投手に転向したのは高1の秋。「(昨年の)冬を越えて試合をしてたら三振を取れるようになった」。球速については「去年の夏は120キロ出るか出ないかで、今は計ったことがないですけど135ぐらいかなと」と手応えを話した。
練習試合でも2桁奪三振は毎試合のこと。「(球速アップに)特にこれと言ってしてないです」。将来的にプロを夢見る、伸びしろ十分の素材だ。