ヤクルト・小川監督 屈辱…今季ワースト23被安打19失点で大敗
「巨人19-7ヤクルト」(10日、東京ドーム)
令和最初の巨人戦で屈辱を味わった。5点リードが一転、いずれも今季ワーストの23被安打19失点の大敗。ヤクルト・小川監督は「情けない試合になった」と険しい表情で振り返った。
小川の突然の大乱調がすべてだった。大量援護を受けながら、四回、5連打に自らの悪送球も絡んで一気に追いつかれ、六回は岡本、亀井に連続ソロ被弾。9失点KOとなったエースに、指揮官は「あそこまでいっちゃうと、どうにもならなくなっちゃう。あの回(四回)がすべて」と苦言を呈した。
さらに8日の阪神戦で頭部死球を受けていた青木が五回の守備から交代。小川監督は「体調の問題」と話し、青木も「脳しんとうは大丈夫。ちょっと咳が続いていた」と説明したが、単なる1敗以上に痛い黒星となった。