楽天・島内 右頸部死球から復活の1号!チーム通算900勝達成!

 「楽天5-3オリックス」(20日、楽天生命パーク宮城)

 4番の一打が節目の勝利を引き寄せた。三回だ。2点を先制してなお2死一塁で、右頸部(けいぶ)の死球から3試合ぶりに復帰した楽天の4番・島内。オリックス・東明の内角直球を右翼席へ今季1号の2ランを運んだ。

 会心の一打にも島内は「マジでたまたまです」と照れ笑い。チームは4番の一撃で挙げた序盤のリードを守り切り、球団創設15年目で通算900勝となった。

 “つなぎの4番”として開幕から打線の中心に座るが「今でも嫌。ブラッシュ、早く上がって来いと思っていますよ」と周囲を笑わせる。故障後に平石監督からの「どんな感じだ?」という携帯メッセージに、ブラッシュの画像を添付して「こんな感じです」と返信。指揮官を困惑させる独特の世界観を持つ。

 それでも打席では頼りになる男。2四球でつなぎの役目も果たし、平石監督は「全打席、内容が良い」と称賛。全試合出場の目標は消えたが「1試合でもチームに貢献していく」と新たな目標を立てた島内。4番の復活がさらなる勢いを生む。

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