オリ開幕6戦白星なし 25回無得点 西村監督「点を取れない、それに尽きる」
「オリックス0-3ソフトバンク」(4日、京セラドーム大阪)
本拠地で今季初白星を目指したオリックスだったが、ソフトバンクに完封リレーを喫した。これで2分けをはさみ4連敗。2002年以来の開幕から6試合白星なしとなった。
25イニング連続無得点。ホームが遠かった。先発の武田を打ち崩せなかった。1点を先制された直後の二回裏。4番の吉田正が中前打。11打席ぶりのヒットを放った。そこから小田の安打、若月の四球で満塁としたが、山足が二ゴロに倒れた。
0-2とリードを許して迎えた六回、先頭の福田が右前打。反撃の走者となったが、甲斐にけん制で刺され、瞬く間にチャンスの芽を摘まれた。八回途中で降板した武田には散発の5安打、8三振を奪われた。
前日は八回1死までノーヒットノーラン投球を続けた山本を援護できず。延長12回を0-0で引き分けた。2日・ソフトバンク戦の六回から始まった連続無得点は、前日までで16イニングまで伸びていた。
投手陣はこの日も奮闘。先発・松葉は二回にグラシアルに一発を浴びるなど2点を失ったが試合は作った。
西村監督は「点を取れない。それに尽きる」と嘆いた。続く対戦相手は5連勝と勢いに乗る楽天。オリックスが早くも正念場を迎えた。